ゆったん@したっぱ薬剤師

病院薬剤師の日々の戦いについてまとめています。

ブログを始めたきっかけと自己紹介

初めまして。どこにでもいる20代の薬剤師です。

夏休みの宿題はコツコツ派、好きな食べ物はグリルで焼いたしゃけ、好きな色は透明です(それは色じゃないとよく言われますが)。

 

ライティング技術向上のために、ブログをはじめました。雑記ブログです。

主には薬剤師になってみて思うこと、お仕事の楽しさと大変さを書こうと思っていますが、日常で出会うあれこれのものも書きたいなと思っています。

 

自己紹介代わりに、現在やっている仕事を紹介します(薬剤師の詳しいお仕事は今後記事にしていく予定です)。

〇病棟薬剤業務、薬剤管理指導業務

私の仕事は、1日のうち6割~7割がこの業務です。

入院してきた患者さんが、安心・安全に薬物治療を受けることができるように、陰ながらサポートしています。具体的には、先生が処方する薬の用法や用量がその患者さんに適切かどうかの確認(これを処方監査といいます)、患者さんへ現在処方されている薬についての詳細な説明(もちろん先生からも薬の説明はある場合もありますが、ない場合もありますので)、医師・看護師からの薬についての相談応需、持参薬(普段内服している薬のうち、入院時に持ってきたもの)の確認、採血結果に基づいた適切な薬の提案などです。先生が不適切な処方を出していないか、看護師さんが適切に薬を使用できているか、常に目を光らせています。

現在の担当病棟は耳鼻科・小児科の混合病棟です。このほかの科の入院を受け入れる場合もあります。

 

〇注射室業務

病院には点滴・注射製剤を取り扱う部署(=注射室)があります。輸液はもちろん、点滴で投与する抗生剤や抗がん剤などを調剤しています。

先生が処方した注射薬の処方監査、個人ごとに取りそろえ、払い出し(ものにもよりますが、輸液は重いです…)、注射薬についての質問対応などです。

 

〇手術室業務

手術室で使用する薬品の管理、準備、監査を実施しています。

例えば手術に欠かせない抗生剤は、アレルギーが出やすい薬として有名です。また、腎臓から排泄される薬が多く、腎臓の機能が低下している患者には投与間隔を延長する等の対応が必要なものがあります。使用予定抗生剤とアレルギー歴、腎機能の把握と処方監査は薬剤師の大切な仕事です。

また、麻酔に使用する鎮痛剤や鎮静剤は向精神薬や医療用麻薬と呼ばれる、管理の厳しいものが多く、1本なくなっただけでも警察が来ます。

1本使うために医師のハンコやサインが必要な薬がたくさんあります。

そんな薬を使いながらもスムーズに手術ができるように、薬剤師が日勤帯は手術室に常駐しています。

 

抗がん剤調製業務

抗がん剤には細胞毒性があるものもあり、(ものによっては超高額なものもあり、)慎重な取り扱いが求められます。

通常の点滴と異なり、少しでも薬への暴露を減らす必要があります。

そのために専用の装置の中で無菌的かつ暴露を最小限にしながら、輸液に抗がん剤を混ぜていく業務です。

抗がん剤は患者さんごとの身長体重や腎機能等によって投与量が異なります。

少なすぎれば期待した効果が出ず、多すぎれば副作用の原因となります。

また、点滴の抗がん剤は〇週に1回、とインターバル(間隔)がある薬がほとんどです。適切な休薬期間がとられているか、薬剤師が全例確認しています。

さらには、当日の採血結果を見て、本当にこの患者さんが今日の抗がん剤治療を受けてよいか、最終的に確認する役割もあります。

 

〇製剤業務

院内製剤、というお薬があります。これは臨床上需要があるけれど様々な問題で市販されていないものを、倫理員会で承認を得て、院内で作成したものです。

具体的には、錠剤を内服できない人のために座薬にしたり、大入りのボトルでしか売っていない色素を無菌的に分注したり、などです。

 

病院薬剤師のお仕事はまだまだたくさんありますが、私が現在担当しているものはこんなかんじです。

アンサングシンデレラのようにバリバリは働いていないけど、やりがいをもって働いています。

実際の病院薬剤師ってどんな感じなんだろう?と興味を持ってくださった方に読んでもらえるように、少しずつ書いていきたいと思います。